葬儀・終活

嫁いだ次女が喪主?通夜挨拶で参列者にお褒めの言葉を頂いた涙の文例

窓辺にfor youのメッセージとクローバー

実の父親の葬儀で初めて喪主をしました石川県に住む40代前半の女性です。

みなさんは、誰が喪主をするのか?

また、遺族を代表して喪主が挨拶を行う場合、何を話したらいいのか?

悩んだことはありませんか。

私の場合、父の葬儀の喪主を誰がするかに関しては、家族の中でもなかなか決まらず、話し合いが長引きました。

そして、次女(私)が喪主を務めることになりました。そんな私の体験談をお話します。

 

Sponsored Link

葬儀の喪主は、誰がやるべき?

喪主をするにふさわしい人として、

  • 配偶者(母)
  • 長男・長女(姉)
  • 子の夫(姉の夫)

があげられるでしょう。

葬儀会社の方にも、一般的には男性の子供がいない場合、母もしくは義兄が喪主になる場合が多いと言われました。

私の場合は、「母」「姉(長女)」「姉の夫」「私(次女)」が喪主の候補として挙げられました。

私は結婚していますが、私の夫はその候補に挙げませんでした。

もし男性に喪主をお願いするならば、話すのも上手い姉の夫が適任だと思ったからです。

 

葬儀の喪主の役割は?

私が喪主をしたお葬式での喪主の役割は、

  • 参列者が来る前に席に立ち、迎え入れる(葬儀会社の方に時間厳守で席に向かってほしいと言われました。)
  • お焼香を一人で一番最初に行う
  • 遺族代表の挨拶(通夜、葬式、精進落しの際)
  • 火葬場へ向かう際は、遺影を持ち、霊柩車の助手席に乗る
  • 火葬後、喉仏をひろう
  • 火葬後の精進落しに出てくださった方への挨拶まわり
  • 受付や香典を管理してくれた方へのお礼

喪主には数多くの役割がありますが、その中でも表立ってしなければいけないことは、

「喪主の挨拶」です。

母と姉は、父が亡くなったことでかなり憔悴(しょうすい)しており、

「喪主の挨拶をすることができない、参列してくださる方の前で取り乱すかもしれない。」

と言い、血縁関係のある者が喪主をする方が父も喜ぶのではないかという話し合いから、次女である私が喪主を行うことになりました。

葬儀社に次女の私が喪主を行うことを伝えた際は、「はい」と返事を頂きました。

会葬礼状などの印刷に喪主の名前も印刷されるため、変更ができないことは念をおされました。

また、母、姉にも大丈夫であるか、確認をしていました。

確かに母、姉がいるのに次女が喪主を行うというのはあまり見たことはないと笑顔で話してくれましたが、

「それも昔からのしきたりに囚われずに、ご家族で話しあわれたのですね。とても仲の良いご家族とこの短い間に感じました。」

と背中を押して頂きました。

姉と私は7つの歳の差があります。ましてや私は、40歳になったばかり。

どうみても、誰から見ても、母か姉がするべき喪主を私がするとなると、父の親戚の目もあります。

それこそ何か間違いがあったり、喪主の挨拶でおかしなことを言ったら、後々ずっと嫌味を言われるのではないか、と私なりに相当の覚悟をもって喪主をすることにしました。

 

喪主の挨拶「心に残る言葉」文例

私の喪主の挨拶は、参列者の方の涙をさそったようです。

葬儀終了後には、

「今まで聞いた喪主の挨拶の中で、本当に心に残る言葉だった。」

と、たくさんの方に言っていただきました。

最初は自分にそんなことができるのか、母や姉、そして父に迷惑をかけてはいけないという気持ちが強く、悲しみにくれる時間や余裕もないままその日を迎えました。

しかし、そうした経験をしたことや、ありがたい言葉をたくさんの方から頂いたことは、本当に父からもらった最後のプレゼントだと感じ、喪主をやらせて頂いて良かったと思っています。

私の喪主の挨拶文例

セミロングの指を頬におく女性喪主の挨拶は、本当に悩みますよね。

葬儀会社の方が、喪主の挨拶によく使われる例文を何通りか用意してくれました。

しかし、なんだかありきたりで、一体誰の葬儀に来たのかわからないくらい基本的な当たり前の文章です。

私は、父のこれまでの人生や頑張りをどうしても伝えたかったのです。

この度は、お忙しい中、父〇〇の葬儀にご参列頂き、誠にありがとうございます。

父は、〇月〇日、64歳という若さで旅立ちました。

父の人生を振り返ってみると、人生の半分は闘病生活であり、本当につらいことも多かったのではないかと思います。

父は私がまだ保育園に通っていた頃、〇〇歳という若さで交通事故のために左半身麻痺になりました。

元気な頃は、大工をしており、また趣味も車やバイクといったかなり行動的な父でした。

そんな父は、体が思うように動かなくなったことを受け入れることができなかった時もありましたが、母に支えられ、その後もできる範囲で車に乗り仕事へ出かけ、また今日も参列してくださっているたくさんの友人に囲まれ、大好きなお酒を飲んだり、励ましてもらい、支えて頂きました。

亡くなる数年前から、体調を崩し、入院生活となりましたが、私たちや孫にも優しく、そして時には厳しく接してくれていました。

私たちは、父からたくさんのことを教えてもらいました。

それは、きっと体が不自由になったからこそ、伝えられることがあるのだと身をもって、人との関わり、そして出会い、友人、家族の大切さを教えてくれました。

また、今日参列してくださった多くの方々にそれを確信させていただきました。本当にありがとうございます。

父は私たちの誇りです。

父は恥ずかしくて生前皆様にお礼を言うことができませんでした。

父に代わりお礼を申し上げます。

本当にこれまでたくさん支えて頂き、ありがとうございました。

―― 寄稿提供(石川県/40代女性)――

以上が実際に喪主の挨拶として、私が話した文章です。

 

喪主の挨拶3ステップ

私が心がけたことは、

  1. まず自分の言葉でいうこと。
  2. そして、父のこれまでの人生について。
  3. 最後に、支えてくれた方々への生前のお礼

最後の言葉として、本当に思ったことを話させてもらいました。

それが、やはり参列してくださった方の心に届いたのかもしれません。

 

私が喪主の挨拶で注意した点

私は、葬儀会社の方が用意してくれた文例をそのまま使うことや、ある一部だけを変えて誰にでも使えるような文章で父を見送ることはしませんでした。

確かに葬儀までの間、祭壇や棺、受付依頼、DVD用の写真の準備、お花、香典返しなど決めなければいけないことはたくさんあります。

それに追われて、肝心な挨拶を適当に済ませることはどうしてもできなかった。

というのが「私の本音」です。

 

これから喪主の挨拶をする方へ

優しい笑みでノートに文字を書く女性私からのアドバイスです。

緊張もするし、心臓はドキドキです。もちろん悲しみが一番です。

でも、本当に自分の言葉で、思ったこと、伝えたいことをお話するのが、一番ではないかと思います。型にはまったものでなくても、いいと思います。

むしろはまってない方が、心に残るのかもしれません。

 

嫁いだ次女の喪主の挨拶まとめ

an指差しもし、私のように「次女」「嫁いだ方」で喪主をすることに悩んでいるのであれば、

  • 自分の言葉で
  • 故人の人生を振り返る
  • 参列してくださった方々へのお礼
  • 何よりも心をこめて

是非、凛とした喪主をやり遂げて下さい。

今の時代、そしてこれから先は、

「次女だから。」「嫁いだ娘だから。」なんてくだらない陰口を言う方は少なくなってくるはずです。

自分の人生の中で、喪主を経験する人もいれば、経験をしない人もいます。

どんな経験も自分の糧になります。

私が喪主を終えて思ったことは、そんなに気負わなくてもいいってことです。

かっこつけなくてもいいって思えました。

どうぞ、故人の方、そして喪主の方、ご家族の方の雰囲気を大事に挨拶を考えてみてくださいね。

Sponsored Link




Sponsored Link




-葬儀・終活
-

© 2020 FURAMO*