かかとの乾燥がひどくなり、私のように、ひどいパックリ割れに悩まされていませんか。
踵がぱっくり割れて出血…(泣)。
とても痛いです。
でも、すぐ皮膚科に行く人はどれ位いるのでしょうか。
まずは、自宅にあるキズ薬や絆創膏を使用して応急処置する人が多いかもしれませんね。
でも、ひどいパックリ割れの場合はちょっと待って!
かかと専用の市販薬の方が、治りが断然に早かったです。
おすすめ「かかと専用」市販薬
毎日、歩かなければいけない私たちの弱ったかかとへの負担は大きいものです。
いつか治るとほっとくと、いつまでも治らなかったり繰り返したりしてしまうので、まずは「修復」をしてしまいましょう。
そして、皮膚を修復するには「代謝」を促進しなければいけません。
池田模範堂 ヒビケアFT軟膏
ムヒで有名な会社です。
⇒詳しい内容は、池田模範堂の公式サイトから。
小林製薬 ヒビプロKTα
メンソレータムで有名な会社です。
⇒詳しい内容は、ロートの公式サイトから。

市販薬での治し方
- 傷口を清潔にしてから患部に薬を塗る。
- 靴下やガーゼなどで外部からの刺激を防ぐ。
私は、痛いのが嫌なので休みの日にできるだけ歩かず、さっさと治しました。
歩くという外的刺激を与えない方が、ピキッと割れないです。
お酒も控えましたが、コレは気持ちの問題ですね(笑)
割れの程度にもよりますが、2日目には、痛みが気にならない程度に落ち着きました。
市販薬だからとあなどれません。
市販薬を使用している時の注意点
かかとのケア用品は、かかとの治療とは違います。
軽石・やすり・リムーバーとか、かかと専用ピーリング剤などが、かかとのケア用品です。
かかとケア用品の取扱説明書などにも記載してありますが、かかとのひび割れやパックリ割れの症状が治るまでは併用しないでください。
まずは、しっかりと治療することを優先するよう推奨されています。
かかとのケアは、時間に余裕がないとなかなかできなかったり、やりすぎると悪化してしまったりするので、私は新潟県の山忠さんの「足うら美人」という靴下をかかとケアとして10年以上愛用しています。
「足うら美人」の良いところは「靴下」ですので、市販薬や処方されたお薬と併用して使えます。
軽度のかかとのカサカサなら、履いていれば自然に治癒する時もありました。
私の山忠さんオススメ商品
- 足うら美人(レギュラータイプ)
- 健康足首ウォーマー
どちらの商品も、デパートなどの靴下3足分程度のお値段です。
足うら美人(靴下)はワンシーズン履き続けても破れることはありませんでしたので、3足1000円の靴下セットより長持ちします。
足首ウォーマーは、さらに数年使い続けることができますよ。
祖父母などのプレゼントにも喜ばれる商品ですので、知らなかった方はチェックしてみて下さい。
こんな時は、すぐ皮膚科へ
薬でアレルギーを起こしたことがある方は、自己判断せず、皮膚科で受診しましょう。
歩行が困難な場合や、すでに化膿している場合なども、すぐ皮膚科を受診しましょう。
また、市販薬で治らない場合や、改善が見込めず繰り返し症状があらわれる場合も、早めの受診を心掛けましょう。
過去にいつまでも治らなかった私は、皮膚科を受診した経験があります。
医師からは「角化症」と診断されました。

かかとの乾燥がひどいと言っても、人それぞれです。
今までで一番ひどい状態なのか…
どんどんひどくなっていく一方なのか…
「ひどい」って言葉は上手く出来ていて、分かりやすいようで分かりにくい言葉です。
でも、かかとのガサガサ乾燥が気になり出し、自宅でケアしているのに一向に治る気配がなく、治ったようでも繰り返し戻ってしまう時は、もはや「かかとの乾燥」だけではなく、「かかとの水虫」を疑わなければなりません。
いえ、疑う勇気を持ちましょう。
私の角化症の症状
私の場合は、かかと部分の角質層(皮膚)が厚くなり、次第に硬くなりました。
表面は乾燥により、ガサガサしている症状です。
簡単に言ってしまえば「乾燥している」ということですが、自宅でケアして治る程度の症状でも「角化症」というと医師から教えて頂きました。
ストッキングなどの引っ掛かりが気になりますが、慢性化して痛みや痒みがほとんどないと感じる方も多いようです。
しかし、この状態を放置しておくことにより、次第にひび割れ、ぱっくり割れへと悪化。
ここまでくると、治っては割れ、治っては割れの繰り返しでなかなか思うように治らなくなっていました。
角化症とは、皮膚の一番外側にある角質層に形成異常が起こる疾患の総称ですので、症状も様々なんですって。
市販薬で改善される場合もありますが、市販薬では治らない、または繰り返す場合は、早めに医療機関で受診する方が賢明です。
そして、面倒くさいと思い始めた私も、子供を皮膚科に連れて行くついでに、一緒に受診し常備薬として処方してもらいました。
例え「軽度の症状」でも、毎年、冬場にかかとの乾燥が気になる場合は、「毎年ひどくなるので、処方して下さい。」とでも言えば、もらえます。
少々ズルいようですが、放っておくより何百倍も「かかとケア」していると思いますので、自信をもって「かかとケア」だと推奨します(笑。
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そのカサカサ「水虫」かも?!
そういえば、かかとのヒビ割れを診せたときに、はじめにやった検査は何だと思いますか。
み・ず・む・し・の検査です。
水虫の原因は「白癬菌(はくせんきん)」というカビです。
このカビは角質層に侵入してきます。
角化症になっているかかとは、すでに角質層も粗く壊れている状態ですので、通常24時間程度で侵入すると言われる白癬菌が、より奥まで侵入できる状態になっています。
どうぞお入りくださいと手招き状態になっているということです。
痒みを感じなくとも、皮が剥けているような場合は、水虫の疑いもあるんですって。
水虫になっている自覚がないまま、自宅でかかとを保湿ケアしてしまっている場合もあります。
残念ですが、カビを保湿してもねぇ~。というわけですね。
目安としては、
- かかと以外(足の裏や指)に、あきらかに水虫がある。
- かかと以外の皮がめくれていたり、ぷつぷつしている。
- 足の裏全般にかゆみを感じる。
- 家族が同じ症状である。
該当する場合は、水虫の可能性が高いので、さっさと皮膚科で検査してもらいましょう。
ちなみに、皮膚科では足の裏や指の間など、数か所の角質を擦り取って、顕微鏡でカビが繁殖しているか検査してくれます。
皮膚科によっては、顕微鏡を覗かせてくださる先生もいますよ。
内科で受診した際にも、ついでに薬を処方してもらえますが、まずは皮膚科で検査して確認することが大切です。
「水虫」は、中途半端な判断だと完治が難しいので、皮膚科で受診するのが最短の近道です。
ネット検索しすぎていても本当の原因は分かりません。
あれ?水虫かな?と思って読んで下さった方は、さっさと皮膚科に行っちゃった者勝ちです。
ちなみに、私は水虫を発症した経験がありますので、気持ちがとっても分かります。
恥ずかしがらずに、すんなり治して「かかと美人」を目指しましょう。