「そばかすメイク」という名称のメイク方法があるようですが、小学校の頃から顔中にそばかすがある私にとって、顔のそばかすは大大大コンプレックス!
「そばかすメイク」の可愛さを、一生分かることはない!と思っています。
そして、一生「そばかすメイク」をすることはない!とも断言できます。
そんな私ですが「そばかすを隠すためのメイク」はたくさん挑戦してきたので、失敗談を含め私の方法をまとめました。
先にお伝えしますが、顔中のそばかすが目立つ場合、完璧にメイクで隠すことはできません。
でも、目立つシミやそばかすを薄く見せることは可能です。
そばかすを隠すメイク方法はたくさんありますが、「隠す」のではなく
薄く見せるッ!
を重点に置いたメイク方法です。
そして「よれない」を追求し、ナチュラルメイクに仕上げることで、少し自信がついてくれると嬉しいです。
消えないそばかすって?
医学的なことは分かりませんが、私には小さい頃(私の場合は保育園)からそばかすがあります。
だから、遺伝的要素も高いのかもしれません。
私のそばかすの特徴
- 量がとても多い。
- 顔全体にある。
- 色が濃~薄まで幅広い。
- 大きさも大小たくさんある。
私の場合、メイクでそばかすを100%隠しきることができません。
だったら、はじめから上手くそばかすと付き合おう!
という気持ちで「消えないそばかす」と向き合うことにしました。
薄く見せるヨレないメイク方法の流れ
基礎化粧水(お持ちのモノ)
化粧下地(お持ちのモノ)
ファンデーション(暗め)
コンシーラー(2種類以上)
パウダー(無色)
ファンデーション(本来の色)
ミスト(お持ちのモノ)
ココがポイント
顔全体に使用できるブラシとそばかすを隠す小さめのブラシの2本が必要になります。
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薄く見せるヨレないメイク方法の手順
私のメイク方法の手順です。
メイクに使うモノ
ファンデーション複数
コンシーラー複数
ブラシ複数
仕上げミスト
step
1化粧下地は色効果より性能で選ぶ
シミやそばかすをカバーするには、何色を選べばいいのでしょうか。
実際に化粧品売り場で、化粧下地を購入する際に各メーカーのアドバイザーに聞いたりしませんか。
メーカーやアドバイザーによって、その解釈も様々で紹介してくれるカラーが異なります。
だったら、はじめから自分の肌質(乾燥肌・テカリ肌・混合肌など)を考慮して、化粧ムラやヨレなどおさえてくれる性能が高いの方を重視して選びます。
そのあとに色のアドバイスを聞いてみて下さい。
効果+カラーでマッチングすれば、一番良いですが
基本は、効果>カラー
下地の色で得られる効果より下地本来の性能を重視します。
日焼け止め兼化粧下地もドラッグストアなどでお手頃価格で購入できます。
肌に合っているなら、化粧下地はそれほど気にしません。
step
2シミやそばかすの色にあわせたファンデーションで薄くする
シミやそばかすが顔中にあることで、通常の顔色より暗い顔に見えてしまっているのが私たちの悩みのひとつです。
本来もっている自分の肌色よりもそばかすの色のトーン(自分の肌より1トーンから2トーン暗い色)を選び、ファンデーションを顔全体に塗りましょう。
ブラシでファンデーションをとりながら、図のように、少しずつ軽くたたくように数か所に置いていきます。
次にブラシでファンデーションを顔全体に薄く広げながら、ムラにならないように均一にのばしていきましょう。
薄く塗っても、暗いトーンの顔色になるはずです。
ココに注意!
シミやそばかすにあわせたトーンのファンデーションは、目の下(クマができる部分)は絶対に塗らないでください。
ファンデーションの種類は、
- パウダーファンデーション
- リキッドファンデーション
- クリームファンデーション
- クッションファンデーション
が主流です。
ブラシを使用してメイクをしてほしいので、ここではクッションファンデーションをおすすめさせて頂いております。
参考までに私が今使っているのは、MACクッションファンデーション ライトフル(カラー:ミディアムプラス)です。
私の肌色より2トーンほど暗いカラーを使用しています。
もし私の顔全体にそばかすがなかったら、本来は2トーンほど明るく見えているということでしょう(泣。
step
3コンシーラーは複数の色と種類で隠す
そばかすを隠す
シミやソバカスを隠すために選ぶカラーは、ご自分の肌より1トーン暗い色を選び、ブラシで塗りましょう。
すでに、2の手順で肌が暗くなっているので、2トーンまで暗くする必要性は私は低かったですが、お好みで調整してみて下さい。
コンシーラーのタイプは、
- スティックタイプ
- クリームタイプ
- リキッドタイプ
が主流ですが、どのタイプもブラシを使用してシミやそばかすを隠していきます。
しっかりカバーしてくれるカバー力が強い商品がおすすめですが、厚塗りは厳禁!!
ブラシでコンシーラーを丁寧にたたき塗りしながら、厚塗りにならないように気を付けて隠していきます。
スティックタイプをお持ちの場合は、口紅をブラシでとる方法と同じように、スティック状のコンシーラーを一度ブラシに取り、ブラシからそばかすへ塗ってください。
スティックは便利ですが、コンシーラーを直に肌へ塗ってしまうと今までの工程がすべてヨレてしまう可能性が高いです。
さらに、仕上がりがとても厚くなるので、ナチュラル感がでにくいです。
クマを隠す
2で目の下(クマができる部分)はファンデーションを塗らないようにお伝えしました。
目の下は、あえてそばかすではなく、クマを隠す効果が高いコンシーラーを選びます。
光を反射しやすい薄く伸ばせるタイプが向いています。
シミやソバカスを中心に色をのせ、クマができる部分を除きブラシで広げていきます。
目の下にあるそばかすも気になり隠したくなりますが、我慢!!
クマができることを前提に考え、そばかすを隠す時に使うコンシーラー(1トーン暗い色)は使わず、別の種類もしくは、別の色のコンシーラーを用意しましょう。
顔全体に濃いそばかすがある方の場合、目の下は多少そばかすが見えてもクマがない方を選んだ方が、より自然なメイクに見えるように感じます。
お顔立ちによって結果も異なりますが、コンシーラーを2種類以上使い分ける方法も試す価値はありますし、新しい発見があるかもしれません。
「MACフィニッシュコンシーラー(カラーNW25)」と「MAC ミネラライズコンシーラー(カラーNW20)」の2種類のカラートーンはわざと変えて使用しています。
step
4フェイスパウダーでメイクのヨレを防ぐ
現時点では、いつもの自分の肌よりもだいぶ暗く感じていると思います。
首の色との差も気になる段階ですが、そのままブラシを使用して、無色透明(もしくはそれに近い色)のフェイスパウダー(おしろい)でメイクをしっかりカバーします。
このひと手間をかけることで、最終的に厚化粧に見えない自然な仕上がりになります。
顔中にそばかすがある場合は、ここまでがベースメイクだと思って挑戦してみて下さい。
この時点で、少しメイクをしっかり肌にフィットさせたいので、2~3分は休憩しておきたいところです。
私は、MACプレッププライム フィニッシュパウダー/プレストを使用しています。
step
5自分の肌に近いファンデーションを塗る
もしそばかすがなかったら、首と同じ色味のファンデーションや透明感がある粒子のファンデーションを選んでいたのではないですか?
もし、そばかすがなかったら、選んでいたはずのファンデーションを、ブラシで顔全体にのせましょう。
もちろん、いつも自分が使用しているファンデーションがパウダータイプであれば、そのまま使ってもらって問題ありません。
すでに、シミやそばかすが気になっているからと、暗いファンデーションを選んでご使用中の場合は、「もし、そばかすがなかったら使っていたであろう色味のファンデーション」も次回から検討してみてほしいです。
スポンジや素手も使いたくなりますが、ブラシでファンデーションをのせた方がヨレませんでした。
もともとリキッドタイプやクリームタイプを利用していた方は、お使いのファンデーションがなくなったら、パウダーファンデーションも挑戦してみて下さい。
私は、セフィーヌ シルクウェットパウダー(カラーNA210)を愛用しています。
パウダー粒子が細かいものを選ぶことが重要です。
外出時の簡単なメイク直しは、スポンジでもOKですよ。
step
6仕上げはミストを吹きかける
最後にドラッグストアなどに売っている化粧品スプレーミストで潤いを与えます。
より霧状になるスプレーが好ましく、顔の前で片手をパーのように開き軽く防御しながら、うっすらと霧が降り注ぐように吹きかけます。
ティッシュなどでおさえずに、そのまま自然乾燥させるため、あらかじめやさしく包み込む程度を意識して下さい。
メイクした顔に触れずに放置し、1~2分で水分をとばせれば完成です。
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そばかすを隠すメイクの失敗談から学ぶ
そばかすを消そう!消そう!と強く思っていた頃の私は、化粧下地にも気を使っていました。
そして、リキッドファンデーションとスティックコンシーラーを念入りに塗り重ね、仕上げはパウダーファンデーションをスポンジで何度も厚塗り。
オークル色のファンデーションしか選択技してきませんでしたし、消そう!の一本道をまっしぐらでした。
仕上がった時は上手く隠せていても、時間が経過するとヨレている感じ(泣。
太陽の下にいれば、ひび割れて、ほうれい線も目立ってくるし、夜になれば、目の下のクマとそばかすでどす暗い疲れた顔に見える日も(泣。
乾燥肌の時期は、カサカサしてきて厚化粧も上手くいかずに、ムラを隠すのに四苦八苦(泣。
別にモテないわけでもなかったですが、厚化粧だったので、年齢よりも大人っぽく見えていました。その反面自然なナチュラル感に強い憧れを抱いていたんです。
「ナチュラルな美人にはかなわない。」と思っていましたし、化粧で作られた私がいつもどこかに隠れていたのも事実です。
それでもコンプレックスなので、隠したくなる心理は消えませんでした。
そばかすの色も量も箇所も十人十色です。
全ての人が同じ方法でそばかすを消すことはできません。
どの方法を試しても結局隠せないと自己嫌悪して、他人と比べて悩んでしまうなら、「薄く見せてヨレない自然な仕上がり」を意識した見せるメイク方法も試してみて下さい。
もしかしたら、ぐっと肩の力が抜けて、内面から笑顔になれるかもしれません。悩んでいる方がこの記事を見つけてくれることを願っています。
画像の化粧品は、イメージしやすいように私が使いやすかった私物を載せていますが、記事を読んで下さっている方の好みに合うメーカーやカラーとは限りませんし、販売終了している場合もあります。
そばかすを隠すメイク方法はひとつではないですし、薄くできるカラーも人それぞれなので、試供品なども活用して見つけ出してくださいね。
もし私のやり方が合わなくても、あなたに合うメイク方法やカラーがきっとあるはずです。
