神様トンボに出会いました。最近知った名前です。
会社の事務所にトンボが入ってきたので、逃がすために捕まえようとしていたところ、
「触っちゃダメ!」との声!
「ん?ん?ん?」という雰囲気です。
どうやら、昔から「神様トンボ」と呼ばれる種類のトンボが存在するようですね。
神様トンボの種類
画像は、私の住んでる地域の神様トンボです。
私の地域の神様トンボは、翅が黒くなくても「神様トンボ」と呼ぶそうです。
アオイトトンボ?というトンボでしょうか。(間違っていたらすみません。)
ひらひらと変な飛び方をするトンボで普通のトンボより細身のスマートさん。
窓から外へと出て行きましたが、その前に撮影することができました。ちなみに、触りませんでした(笑)
調べてみると、神様トンボと呼ばれているトンボは数種類あるようです。
イトトンボ、カワトンボの体系をした仲間たちと、ウスバカゲロウ(カゲロウという名前ですが、カゲロウとは別種類)の仲間たちを総称して「神様トンボ」と呼ぶようです。
人から人へと言葉で伝わっているようですので、住んでいる地域により多少異なるのかもしれませんね。
どの地域でも共通しているのは「ハグロトンボ」と呼ばれる黒い翅が特徴のカワトンボなのかな、と思います。
神様トンボの由来
名前の由来には、いくつかの説がありますが、人から人へと伝わっていくうちに複数の説ができたのかもしれません。
まずは、イトトンボやカワトンボは、翅を閉じて留まります。そして、翅の開閉を繰り返します。
その動作が「人が手を合わせて祈る」行為に似ているという説があります。
あわせて、5~10月頃まで目にすることができると言われており、特にお盆の時期である7~8月が多いため、「ご先祖様の魂が姿を変えたもの」という説も伝わっています。
もうひとつ気になる説としては、他のトンボより、ゆっくりと、ひらひらと飛ぶトンボだということ。
どうやら、子供でも捕獲しやすいのだそうです。
大人たちが、子供たちがイタズラに採取し、殺生することを戒めるために「神様トンボ」という名前で呼んだことが始まりという説もあります。
では、なぜ無駄な殺生をしないように戒めたのでしょうか?
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縁起が良いのか?悪いのか?
そもそもトンボは、日本では古来から縁起が良い虫とされています。
前へ前へと飛び、後ろに下がらないことから、勝利を呼ぶ虫と勝虫(かちむし)として好まれていました。
この名称は、武士たちの間で、かなり流行し、トンボをモチーフにした兜や鎧などが多く作られたのだそうです。
日本では縁起が良いと言われていますが、海外ではどうでしょうか?
西洋では逆に悪い虫とされています。トンボの英語名称は「Dragonfly(ドラゴンフライ)」。
多くのドラゴンが邪悪な存在というイメージがあるために、トンボも「悪魔的な存在であり、世の中に災いをもたらす」と言われてしまっているようです。
「魔女の針」「悪魔の針」などという別名もあり、「言うことを聞かない子供の口を縫い付けてしまうよー」といった役割で使われているそうなので、西洋の子供たちにとっての「トンボ」は、日本子供たちにとっての「鬼」のような…ちょっと怖い存在なのかもしれませんね。
私は、ドラゴンって聞くと「龍」というイメージが強く、「白龍」とか、ドラゴンボールの「シェンロン」とか…。
良いイメージしかないので、海外のイメージには不思議な感覚があります。
神様トンボを見て良いことがあったのか?
さて、神様トンボを見た私ですが、実際に良いことがあったのかと言えば?
この記事をたくさんの方が読んで下さったことで、こんな私の記事でも呼んでくれることが嬉しく、ブログを長く続けるきっかけになりました。
こうやって、少しずつサイトとして運営できるようになったのも神様トンボのおかげかな。
日本の四季には欠かせないトンボが、私は風情があり好きです。
神様トンボを見つけたら、何かに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
ハグロトンボもたまに見かけることがあるので、撮影してみたいと思ってます。
なかなかトンボを撮影するのは難しいですけど。